2018年12月15日(土)13:30~16:00
いわて県民情報交流センターアイーナにて
「いざというとき・地域の絆
災害時の食支援シンポジウム」が開催
主催:公益社団法人岩手県栄養士会
後援:岩手県盛岡市
「~食の備えが命をつなぐ~
知っておきたい防災食」
基調講演をやらせて頂きました。
きっかけは著書「もしもごはん」
この本を読んでくださって、
「ぜひ!」とお声をおかけくださいました。
なんて嬉しいご縁なのでしょう
岩手県栄養士会 澤口会長は
東日本大震災の時は保健所の栄養士として
食生活支援対応をされていらっしゃいました。
食材は底をつき、スタッフは疲労、
家族を捨てて、給食づくりに奔走されたそうです。
胸に迫るものがあります。
シンポジウムでは初めに釜石市
菊池写真館 館主の菊池さんによる
東日本大震災の記録写真を見せて頂きました。
毎日の食事の記録写真。
食事は日を追って少しずつよくなり
栄養の困窮状態からよくなるかと思いましたが
いろいろな食生活上の問題がたくさん。
また、お弁当が豪華になっても
それが自分の食べたい物なのか……
と考えさせられました。
基調講演ではモリモリ話したいことがいっぱいで
時間内で話そうと超早口
地域の絆、コミュニティの大切さにもふれて。
シンポジウムにはNHKの取材が
岩手県栄養士会さんすごい
即食レシピ(ポリ袋調理)を代表で作って頂いて
出来上がったお湯ポチャレシピもご試食していただき
感想を頂きました
シンポジウムはその後も続き、
介護老人保健施設ケアプラザおおつちの栄養士さんから
災害後、食料がない中での食支援活動のご報告。
そして盛岡市総務部危機管理防災課 危機防災係長より
「今、食料確保はこのように前進した」のご報告。
皆さまとの意見交換は
時間がオーバーになるほど熱を帯び
大変学びの多いシンポジウムで、
色々な事を考えさせられました。
全国の方にも聞いて頂きたい
参加させて頂いて本当に良かったです。
澤口会長をはじめ岩手県栄養士会の皆さま
どうもありがとうございました